自作品1

10MHz短縮コイル入りつり竿ホイップ

ボトムローディングの市販品が気に入らないので(短縮が大きすぎる)、
自作のコイルを使って6.3mのグラスファイバーつり竿を使ったモービルアンテナです。
コイルはVP-16(外径は22mm)に1mmφのエナメル線を35回密巻きで容量は多分14.2μH程です。
MMANAで設計し、シミュレートしてみると
下部エレメント4.5m + 短縮コイル + 上部エレメント1.5m でいい結果が出そうでした。

アンテナアナライザーを使い、縮めたり伸ばしたりで完成しました
データは、下部エレメント 4.5m、上部エレメントが87cmとなり設計と違う理由は
給電点に自作のチューナーを入れていて、その部分で30cmほどがエレメントに成るからでした。
(チューナーのコイル部分は使わないのですがジャンパー線もエレメントに成るわけです)
結局下部エレメントが4.8m、上部エレメントが87cm、給電点には並列に260PFのバリコンという構成です。
上部エレメントには、ロッドアンテナを使い調整も出来るようにしています。
   

       SWRグラフ

           バリコン最小時                    バリコン調整後
 

給電点にコンデンサーは無くても実用に成りますが、折角有るので調整してみました。
アナライザーの威力も抜群でした。

改良後のいろいろ。

コイルを省きエアバリコンに変えました。   ギボシ端子でコイルの取り替えを簡単に。左は7MHz用です。